書道ではなく書をやろう。筆で書く。

五十田三洞

「書道」ではなく「書」をやろう!

独学で、正しく楽しく「書」を学ぶための
お手本の販売


筆で書く
本の詳細、お求めは画像をクリック
 皆さん、こんにちは。五十田三洞(いそださんどう)です。

 私の3冊目の本にして、初の書の本 「筆で書く―美しい文字が一週間で書ける筆で書く」 (毎日新聞社)が発売になりました。

 この本は「書道」の本ではありません。独学で、楽しく、正しく「書」を学ぶための案内書です。
 一週間で、はがきサイズの作品を制作するまでのステップを解説しています。

 ただし、一週間で作品制作とは言っても、インスタントなノウハウを紹介したものではありません。
 形骸化し、我々の生活から離れてしまった「書道」ではなく、再び筆を手にしたいと思う多くの方々が、楽しく「書」に親しむために書いた、「正しい書」の案内書です。

 その中で、「書の本来の姿は独学にある」と書いています。

 現在、書は密かなブームにもなっているようです。
 「えんぴつで奥の細道」といった本が売れていることなどは、その明白なあらわれでしょう。


しかし、以下の様な理由から、「やりたいな」 「やってみようかな」 と思っても、なかなか始められない人が多いという実情もあります。

● 習いに行くのが面倒だ。
 仕事や家事で忙しく、習いに行く時間が取りにくい。
 習いに行っても休みがちになるかもしれない。それでは月謝がもったいない。
 誰に習ったら良いのかわからない。
 近隣に良い先生がいない、教室がない。
 あまり下手だと恥ずかしい。
 人間関係や、出品の義務がわずらわしい。
● あれこれと出費が重なるのはカンベンして欲しい。
 「これを書きなさい」と押し付けられるのはイヤだ。自由に楽しみたい。
● 余計なストレスが発生するのはイヤだ。

こうした方々、ご安心下さい。

 書は本来、手軽に自宅で出来る習い事です。
また、独学で充分上達できるものです。
 むしろ、先生に付かない方が、はるかにメリットは大きいと私は思っています。

その理由ならびに詳細については、拙著をお読みいただきたいと思いますが、
以下にその内容の一部を抜粋します。

作品

 ……以降は独学で書を勉強し、今に至っています。先生について習おう、書道教室に行こうなどとは少しも思いませんでした。 

 その理由は三つあります。

 一つ目は、上達のためには、高校生の頃に行っていた「臨書」を続ければ良いのだとわかっていたからです。「こんな字が書けるようになりたい」と思った「古典」とそっくりになるまで練習する……これが練習のすべてです。それならば、先生が書いた手本ではなく、最初から古典を習った方が効率的だし、学習効果も望めるに違いありません。

 二つ目の理由、それは至って単純な「習いに行くなんて面倒だ」という思いでした。
 この思いは、
大人になってから書を始めようと思う方々にとって共通の問題でしょう。仕事や家庭の用事で決まった時間が取りにくい、誰に習えば良いのかわからないし、そもそも行くのが面倒だ……こうした理由から、「やってみようかな」と思ってもなかなか実行できないのです。

 しかし、書は本来、自宅で、好きな時にできる趣味であり、独学で十分上達できる習い事です。ですから、折角の「やりたい!」という思いが、習いに行くことの面倒さによって妨げられるのはもったいないことです。
 それならば、最初から
「基本は独学」と言い切ってしまった方がはるかに有益ですし、むしろ、最初の手ほどきさえ済ませてしまえば、以降は独学の方が自由に書を楽しめて、上達の可能性もより高まると私は思っています。

 そして理由の三つ目。それは、「書道」「茶道」「華道」といった「道」の字が付く習い事にありがちな「胡散臭さ」や「非合理性」を、当時から痛切に感じていたからです。

 私の母は茶道の先生でした。
 私も気の向いた時にお茶を習っていましたが、通って来るお弟子さんたちから、「さすが、先生の息子さんね。もうお点前ができるようになるなんて」と言われていました。しかし、私のお稽古は気の向いた時だけ、せいぜい月に一回程度です。一方、彼女たちは毎週お稽古に通って来ています。
 それなのに彼女たちよりもはるかに早く一通りのお点前ができるようになった理由、それは、
「勝手に自分で習っていたから」でした。

 茶道では、「割り稽古」というものを行います。お点前の中の一部分を分割して習う稽古の方法です。早くお手前ができるようになりたかった私は、考えた末に、家にある茶道の本の中から適当な一冊を選び、そこに書かれていた点前の順序を先の覚え、道具を使わずにシミュレーションを行いました。これならどこでも簡単に行うことができます。
 そして、一通りの自分なりの稽古を終えた後、母の前で初のお点前に挑戦しました。
 途中、戸惑うことはありましたが、無事にお手前を終えることができました。母は驚きましたが、一発でできた理由は、慣習や先生のやり方に従わず、自分の頭で考えた結果として先に点前の順番を覚えてしまったことにあります。
 お茶というものは、点前の始めから終わりまでが実に無理なく流れるようにできています。先に順番を覚えたことによって、「手近のことを処理すればよい」と理解できていましたから、所作に戸惑った時も、冷静に考えることで次の所作を思い出すことができたのです。
 
こうした経緯で、「いつまで経っても割り稽古」のお弟子さんと、「一発お点前」の私に、大きなスピードの差が生じたのです。

作品

<「道」の実態>

 その時に感じたのは、「○○道の『道』というのは、先生に収入をもたらすシステムのことを言うんだな」ということでした。「道」という名目の元に、目標や期限を決めずに稽古を行えば、長期間にわたって月謝が入ります。「道」の中での位や称号を設定すれば、授与に対する謝礼が入ります。それを成立させているのが「道」という一文字がもたらす意識なのです。
 
こうした実情は、「書道」の世界でも同じです。
 
いきなり意味も分からぬ漢詩の一部を書いた手本を習わされる……これでは自分がどこに向かっているのかもわかりません。展覧会システムの中に組み込まれて無理やり出品させられても、お金と手間が掛かるばかりです。段級位が上がり、最後には師範の資格を取ったとしても、それは何ら公的なものではありません。
 ましてや「二年で師範の免状。取得後は仕事の依頼が続々」「実用書道で家庭で楽々副収入!」などといった宣伝文句を掲げる通信教育など、業者を儲けさせるためだけの空疎なものでしかありません。

 以上のような理由から、私は現在まで独学で「書」を続けています。そして、再び筆を手にして以降、書道教室の先生、書道会の事務局勤務の方、○○展の審査員の方、専門誌の編集者など、「書道」に関わる人とたくさんお会いしましたが、その度ごとに、独学を選んで本当に良かったと思うばかりでした。

 現在、多くの人が「書をやろう」と思うのは、その手軽さゆえなのであり、それが「習いに行くことの面倒さ」によって妨げられるのであっては本末転倒です。また、習いに行くことによって勉強の幅が狭まったり、楽しみのはずが義務になったり、「書道結社」にまつわる余計な義理事や心労や出費を被ったり、根拠無き書道界の通説(これが実にたくさんあるのです)を吹き込まれたりするのであれば、これはもはや弊害でしかないと思うのです。

 書は地味なものかも知れませんが、しかし、昨今の日本語回帰の現象とともに、再び筆を手にしたいと思う人が増えていることは、現代人の心が欲する何らかの要素を多分に有しているのでしょう。だからこそ、予測されるストレスがあるのならば、それは最初から排除して、本来の楽しみを素直に感じることができるスタンスに立つべきだと思うのです。そうした意味で、「書道」ではなく「書」をやろうと私はお勧めしています。

 さて、とは言え、「いきなり独学でといわれても、どうしたら良いかわからない」 という方も多いことでしょう。しかし、

筆で書く―美しい文字が一週間で書ける」は正しい独学のための案内書です

 この本をお読みいただければ、初心者や、書を再開しようと思う方々へにとっての、最初のステップが分かりやすく書かれています。

 そして、本書の中では、自分の名前を教材に漢字の練習を行います

 自分の名前は、生涯を通じて最も書く機会の多い文字ですから、その字を教材にして漢字の練習をするのは、非常に有意義で、効果も実用性も高いものになります。

そこで!

正しく、楽しく、効率的な独学のために、

以下の直筆手本を販売いたします。

<1> あなたの名前のお手本 (大)

半紙に大きくあなたの名前をお書きします。小さな手本では分かりにくい筆遣いなどが良くわかります。

<2> あなたの名前のお手本 (小・楷書)

小筆で書いた楷書の手本です。
祝儀袋、手紙、署名などの手本として便利です。

<3> あなたの名前のお手本 (小・行書)

普段私たちが書いている文字は行書です。行書で美しく自分の名前が書けるようになれば、署名や手紙も苦になりません。

<4> 名前を美しく書く解説書

上記<1>〜<3>までの書き方のポイントを解説します。これがあれば、一人で、好きな時に、好きな場所で練習が出来ます。

<5> 漢字基礎練習用お手本2枚

漢字の線や書き方の基礎を学習するための半紙手本を2枚。シンプルな漢字で、マズは基礎練習を。

<6> 漢字基礎練習用解説書

上記<5>の解説書です。

<7> 名前の添削券 1枚

<2>が書けたら、添削券を添えてご送付下さい。さらなる上達のためのアドバイスをさせていただきます。

上記7点セットを10500円にて販売します。

三洞直筆

「正しい独学のための名前手本と
基礎練習用手本6点セット」

只今、予約受付中。10月よりお手元に届きます。

すぐにはお届けできませんので、お早めにご注文下さい。


【お申し込み】

以下のお申し込みフォームに必要事項を記入し、送信して下さい。
  • ご使用のソフトやパソコンの設定状態によっては、送信がうまく行かない場合もあります。その際は、下記事項を明記の上、件名「書の手本」として、メールにてお申込ください。3dou@jcom.home.ne.jp
  • 後程、確認ならびにお支払方法についてのメールを送信いたします。
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FAX 020−4622−1126 または 048−675−3800

三洞ネット 五十田三洞

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